墨武(ボブ)とは|特徴・値段・固定率と飼い方を解説

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メダ娘

メダパパー!墨武ってどんなメダカ?

メダパパ

あー墨武ね。青黒い体に、青い光が乗るメダカだよ。上から見ても横から見ても楽しめるんだ。

メダ娘

いいなー、欲しい!

改良メダカは種類が多く、新しい名前のメダカも増えていくので、初心者にはわかりにくいですよね。

メダカの種類や名前が気になってる方のために、このページでは、墨武について紹介します。

目次

墨武の写真

まずは写真をご覧ください。

墨武の特徴

ここからは墨武の特徴について、解説します。

メダ娘

詳しく教えて!

メダパパ

いいよー。

見た目

墨武は、青黒い体に、青い光が乗るメダカです。

見どころは3つあります。

  • 青黒い体色…上から見ると黒く、光の当たり方で青みが差します
  • 体外光…背中に沿って青い光が伸びます
  • 側面光…体の横にも光が乗ります

背中の光は上見(うわみ)で、側面の光は横から見たときに映えます。上から見ても横から見ても楽しめるのが墨武のいちばんの持ち味です。

ただし、この3つの出方は1匹ずつ違います。上から見た黒さが強くて光が控えめな個体もいれば、横から見た光がよく乗る個体もいます。同じ親から採れた子でも同じ姿にはならないメダカだと考えてください。

見どころとは別に、選ぶときの目安がもうひとつあります。体つきはやや短めの個体が良いとされています。

レア度

独断と偏見でレアリティを設定しています。なんとなくの雰囲気でお楽しみください。

レアリティが高いほど希少価値が高く、値段も高くなるので子どもが喜びます。

メダ娘

墨武ってレア?

メダパパ

そうだねー。SAR(スペシャルアートレア)ぐらいかな。

メダ娘

そうなんだ!見てみたい!

値段

2026年9月時点の楽天市場では、成魚が1ペアあたり2,900円ほどからで出品されていました(3ペアのセットで8,800円ほど)。

1ペア単位で売られているものは、同じ時点で3,500円ほどでした。まとめて買うほうが、1匹あたりは安くなります。

ただし、墨武を扱っている店はまだ多くありません。見つけたときに買えるかどうかで値段が変わる、という段階のメダカです。

値段
安い
高い

値段の変動は激しいため、最新の値段は下のリンク先でご確認ください。

固定率

墨武の固定率は、高くありません。30〜60%ほどとしている専門店もあります。

固定率
低い
高い

墨武は、青黒さと光の両方を見るメダカです。どちらもそろった個体を狙うなら、育った姿が見える成魚を選ぶのが確実です。

「親メダカの特徴が子に遺伝する確率」のことを固定率と言います。

墨武は、光る系統と黒い系統から生まれた

墨武を作ったのは、佐賀県の作り手です。世に出たのは2021年で、同じ年の秋には販売が始まっていました。

作り方は2段階です。まず鱗光(りんこう)を代重ねしていくなかで、体が青黒くなった個体が現れました。そこに黒百式を掛け合わせたものが墨武です。

墨武の血統図。体外光が網目のように出る鱗光に黒百式を掛け合わせて、青黒い体色に体外光と側面光を持つ墨武が2021年に生まれた流れを、上から下へ矢印で示している

鱗光は、体外光が網目のように広がって見える系統です。当サイトで紹介しているグランブルーのもとになった鱗光ロングフィンも、同じ鱗光の仲間にあたります。

墨武の飼い方(注意点)

メダ娘

飼うのって難しいの?

メダパパ

飼い方そのものは、ふつうのメダカと同じでいいよ。ただ、入れ物の色は育つ段階で変えると、青黒さも光も見やすくなるんだ。

稚魚のうちは白い容器で育てる

墨武の背中の光(体外光)は、稚魚から若魚の時期の飼育環境で伸び方が変わると言われています。伸ばしたいなら、白や透明の容器で若魚まで育てる方法が広く採られています。

ただし、容器の色で必ず決まるわけではありません。黒い容器でも光が伸びる系統を選んで増やしている専門店もあります。容器の色よりも、光がよく伸びた親を選ぶことのほうが効くと言われています。

育ったら黒い容器に移す

メダカはまわりの明るさに合わせて体色が変わります(背地(はいち)反応)。白い容器では色が淡くなり、黒っぽい容器では濃くなります。

墨武は青黒い体色も見どころなので、光が乗ってきたら黒い容器に移すと黒が締まります。買ってきた個体が思ったより淡いときは、まず入れ物の色を確かめてみてください。

色と光がそろうまで待つ

容器を整えても、墨武は黒さと光がそろうまでに数か月かかると言われています。若い個体が思ったより地味でも、そこで判断せずに育ててみてください。

白と黒を1つずつ持っておくと困らない

つまり墨武は、育つ段階で入れ物を移し替えて、仕上がるのを待つメダカです。白い容器と黒い容器を1つずつ用意しておけば、そのまま対応できます。

容器の選び方は、こちらのページにまとめています。夏の水温対策もこちらに書いてあります。

墨武と似ているメダカ

墨武と似ているメダカについても紹介します。

購入・飼育を検討している方は参考になさってください。

メダ娘

墨武と似ているメダカはいるの?

メダパパ

黒衣(くろころも)が近いかな。どっちも黒百式から生まれた系統だよ。

メダ娘

へー。何が違うの?

メダパパ

墨武のほうが黒が強くて、上から見たときの光がきれいなんだ。黒衣は横から見たときの光が強いと言われているよ。

どちらも黒百式から生まれた系統で、掛け合わせたもう一方の親が違います。墨武は鱗光、黒衣は緑光です。

黒衣のもう一方の親である緑光については、こちらにまとめてますので、よろしければご覧ください。

墨武の品種名

N/A

メダカにはニックネーム/ハウスネームの他に、品種名(メダカの特徴を形質の組み合わせで表した本当の名前)がありますが、このサイトでは一般的に使用されることが多いニックネーム/ハウスネームでまとめています。

メダ娘

名前がいっぱいあってややこしいね。

メダパパ

そうだね。でも、メダカはニックネームで呼ばれることが多いからあんまり気にしなくて大丈夫だよ。

墨武の補足情報

作出者|小田伸一/チャチャめだか(佐賀県)

作出年|2021年

掛け合わせ|鱗光から出た青黒い個体 × 黒百式

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