メダ娘メダパパー!マリンブルーってどんなメダカ?



あーマリンブルーね。水色の明るい体で、晴れた日の南の海みたいなメダカだよ。



南の海みたい!?メダカなのに!?
改良メダカは種類が多く、新しい名前のメダカも増えていくので、初心者にはわかりにくいですよね。
メダカの種類や名前が気になってる方のために、このページでは、マリンブルーについて紹介します。
マリンブルーの写真
まずは写真をご覧ください。
2枚目と3枚目は動画で、再生すると泳ぐ姿が見られます。
4枚目は、マリンブルーの別のタイプです。
マリンブルーの特徴
ここからはマリンブルーの特徴について、解説します。



詳しく教えて!



いいよー。
見た目
マリンブルーは、水色のような明るい体に、青いお腹と背中の光を持つメダカです。
マリンブルーには、シルバーマリン・スカイブルー・ホワイトマリン・ロイヤルブルーマリンというタイプもあります。まずは、タイプ名の付かないオリジナルのマリンブルーがどんなメダカかを見ていきます。
見どころは3つあります。
- 体の色…黒い色素が少なく、水色のような明るい体です
- お腹の青…お腹のあたりが、体の内側から青く見えます(腹膜青)
- 背中の光…背中に、白っぽく輝く光が乗ります(体外光)
背中の光の太さやお腹の青さには、個体によって差があります。
ここから先が、タイプごとの違いです。
- シルバーマリン…頭が銀色で、胴が青いタイプです
- スカイブルー…白地に、体の中の青が薄く入るタイプです
- ホワイトマリン…白にこだわって作られたタイプです。2023年の時点では、まだ完全には固定していませんでした
- ロイヤルブルーマリン…シルバーマリンから出た、青の濃いタイプです



いろんな名前があって、迷っちゃいそう。



単に「マリンブルー」と言うときは、このオリジナルを指すよ。シルバーマリンやスカイブルーのように別の名前で呼ばれていれば、そのタイプだよ。
レア度
独断と偏見でレアリティを設定しています。なんとなくの雰囲気でお楽しみください。
レアリティが高いほど希少価値が高く、値段も高くなるので子どもが喜びます。



マリンブルーってレア?



そうだねー。RRR(トリプルレア)ぐらいかな。



いいなー、欲しい!
値段
2026年11月時点の楽天市場では、成魚が1ペアあたり500〜600円台でした(5匹で1,600円ほど、10匹で2,500円ほど)。扱っているのは1軒だけで、商品名には、よく似たメダカの深海の名前も並んでいます。このような出品については、後ろの「名前で探すときの注意」で説明します。
安く始めたい場合は、稚魚なら10匹で1,000円ほど、有精卵ならネットオークションで15個200円前後から手に入ります。
値段の変動は激しいため、最新の値段は下のリンク先でご確認ください。
固定率
マリンブルーの固定率は公表されていませんが、親と同じ特徴を持つ子が出る可能性は高めだと言われています。飼っている人からは、代を重ねたいまは固定率がかなりよいという声もあります。
一方で、作り手はマリンブルーの選別は難しいと書いています。しっかり選別しないと、良い個体を維持するのはやや難しいとも言われています。
お腹の青さや背中の光の出方は、育ってからでないとわからないので、確かめて買いたいなら、育った姿が見える成魚を選ぶのが確実です。
マリンブルーは、明るい体色の個体を選び、黒い色素を減らして生まれた
マリンブルーは、兵庫県の作り手が2011年に作り出したメダカです。
青幹之(あおみゆき)の中に、全体が明るい体色の個体がいました。そこに白幹之などを掛け、黒い色素の少ない個体を選び続けて、いまの明るい体に固められました。


同じ作り手は、マリンブルーより先に深海を作っています。
深海は、青幹之から背中の光を抜いて作られました。一方で、背中の光を抜かずに作られたのがマリンブルーです。
名前で探すときの注意
通販やネットオークションでは、「深海マリンブルー」のように、2つの名前を並べた出品が多く見つかります。深海を売っている出品に、マリンブルーの名前が添えられていることもあります。
名前だけで選ぶと、欲しかったほうと違うメダカが届くことも起きかねません。メダカ専門店の中には、名前を並べた出品からは買わないほうがよいとしているところもあります。
探すときは、写真の背中に光があるかを見てください。
「マリンブルー幹之」は、マリンブルーと同じメダカの呼び方です。「マリンブルー深海」という名前は、深海の別名として使う人もいます。
マリンブルーの飼い方(注意点)



飼うのって難しいの?



飼い方そのものは、ふつうのメダカと同じでいいよ。ただ、背中の光とお腹の青を見せるために、容器の色は気にしてあげたいんだ。
稚魚のうちは白い容器で育てる
マリンブルーの背中の光(体外光)は、稚魚から若魚の時期の飼育環境で伸び方が変わると言われています。伸ばしたいなら、白や透明の容器で若魚まで育てる方法が広く採られています。
ただし、容器の色で必ず決まるわけではありません。黒い容器でも光が伸びる系統を選んで増やしている専門店もあります。容器の色よりも、光がよく伸びた親を選ぶことのほうが大事だと言われています。
育ってからも白い容器で飼う
メダカはまわりの明るさに合わせて体色が変わります(背地(はいち)反応)。色の濃い容器で育てると体色のトーンが落ち、青いお腹も黒っぽく変わります。黒い容器に入れると、別のメダカに見えるほどだと言われています。
白い容器で飼って上から見ると、お腹の青がいちばんよく分かります。
容器の選び方は、こちらのページにまとめています。夏の水温対策もこちらに書いてあります。


マリンブルーと似ているメダカ
マリンブルーと似ているメダカについても紹介します。
購入・飼育を検討している方は参考になさってください。



マリンブルーと似ているメダカはいるの?



深海が近いかな。どちらも同じ作り手が青幹之から作ったメダカで、お腹が青いところも同じだよ。



何が違うの?



背中の光だよ。マリンブルーには背中に光があるけど、深海には無いんだ。
深海についてはこちらにまとめてますので、よろしければご覧ください。


マリンブルーの品種名
メダカにはニックネーム/ハウスネームの他に、品種名(メダカの特徴を形質の組み合わせで表した本当の名前)がありますが、このサイトでは一般的に使用されることが多いニックネーム/ハウスネームでまとめています。



名前がいっぱいあってややこしいね。



そうだね。でも、メダカはニックネームで呼ばれることが多いからあんまり気にしなくて大丈夫だよ。
マリンブルーの補足情報
作出者|長岡龍聖(兵庫県)
作出年|2011年
掛け合わせ|青幹之から明るい体色の個体を選び、白幹之などを掛けて、黒い色素の少ない個体を選抜


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