メダ娘メダパパー!メダカが3匹で223,000円って本当?



本当だよ。9月のヤフオクで、それがいちばん高い落札だった。でも、メダカの値段としてはごく一部の例外なんだ。



どんなメダカが、そんな値段になるの?
この記事は、2026年9月にヤフオクで落札された改良メダカ 27,720件を当サイトが集計したものです。落札額のトップ10を10位から順に紹介し、なぜそこまで高くなるのかをまとめました。
品種の名前は、出品に書かれていたものをそのまま載せています。お店ごとの系統名が含まれることがあります。
2026年9月 落札額ランキング トップ10
10位から順に見ていきます。同じ品種は1回だけ数え、その品種でいちばん高かった落札を載せています。
トップ10の品種は、2026年10月の時点では通販にほとんど出品がありません。あとから出品されたときに探せるよう、各順位に通販の検索リンクを置いています。
10位 蛇墨武(澪フレーミングtype)
落札額 91,000円。入札27件。「澪フレーミングtype」と名の付いたタイプの、オス1匹とメス2匹の出品でした。
蛇墨武そのものは、9月に500件を超える落札があり、出品者も80人を超えます。上位10品種のなかで、いちばん出回っている品種です。


蛇墨武そのものの特徴や値段は、品種の記事にまとめています。


8位 サラブレッド
8位は2品種です。どちらも101,000円で並びました(9位は欠番になります)。
落札額 101,000円。入札53件。3匹(トリオ)の出品で、若魚の1ペアがおまけで付いていました。
サラブレッドは、9月にこの出品を含めて8件が落札され、出品者は4人でした。


8位 漆(WFスワロー)
落札額 101,000円。入札84件。生まれて3か月に満たない、体長2cmほどの若魚の1ペアでした。名前の「WF」はワイドフィン(ヒレの体に付いている部分が前後に長くなるタイプ)です。
「漆WF」の名前での9月の落札は、この出品を含めて3件で、出品者は2人でした。


7位 ブラックマンタ
落札額 102,000円。入札38件。1ペアの出品でした。8月版で3位(130,000円)だった品種で、2か月続けてのランクインです。
ブラックマンタの9月の落札は2件で、どちらも同じ出品者でした。


6位 曙光
落札額 136,000円。入札65件。オス1匹とメス2匹の、ヤフオク初出品でした。
曙光の9月の落札は、この1件だけです。


5位 ショコラ
落札額 140,000円。入札68件。「最新作の初リリース」と書かれた1ペアでした。
ショコラの9月の落札は、この1件だけです。


4位 金冠極龍
落札額 155,000円。入札103件。初出品の2ペアでした。極龍に、頭が金色になる表現を重ねた品種です。
金冠極龍の9月の落札は2件で、もう1件も同じ出品者の2ペアが146,000円で落札されています。


3位 kuromi
落札額 160,000円。入札129件は、トップ10でいちばん多い数です。「最新世代」と書かれた1ペアでした。
kuromiの9月の落札は、この1件だけです。


2位 インペリアル
落札額 186,000円。入札71件。親の1ペアに、写真にない若魚の1ペアとメス1匹が付いた出品でした。
インペリアルは、9月にこの出品を含めて9件が落札され、出品者は5人でした。


1位 夏日
落札額 223,000円。入札63件。1ペアとオス1匹の出品でした。満江紅という品種をもとに、フサヒレ(ヒレの筋が途中で枝分かれしてフサフサになる形質)を重ねた品種です。
夏日は、9月にこの出品を含めて5件が落札され、出品者は2人でした。





1位は夏日!お年玉、何年ぶん!?



しかも夏日のほかの4件は、ぜんぶ卵だったんだ。成魚の落札はこの1件だけだよ。
1位の夏日、3位のkuromi、4位の金冠極龍、5位のショコラ、6位の曙光は、当サイトが記録を始めた2026年2月から8月までに、1件も落札がなかった品種です。9月は、初めて出てきた品種が、そのまま上位の半分を占めていました。
なぜここまで高いのか
トップ10の出品を見ると、共通点が2つあります。
- 初めての出品…10のうち5つが、9月に初めて落札された品種でした。まだほとんど誰も持っていないメダカです
- 卵を産める親魚…10のうち9つが、1ペアや2ペア、3匹(トリオ)といった少数の成魚でした。残る1つ(8位の漆)は、これから親にする若魚の1ペアです。卵や稚魚の出品は1つも入っていません
つまり、高く落札されているのは「飼って楽しむ1匹」ではなく、その品種を自分のところで増やすための親です。まだ出回っていない品種ほど、親を手に入れれば、生まれた子を自分だけが売れます。3位のkuromiに129件の入札が集まったのは、そういう競り合いです。
親魚として買われたメダカは、そのあと卵を採られます。産卵床の使い方は、こちらの記事にまとめています。





じゃあ、わたしが飼うメダカは223,000円もしないってこと?



そう。9月に落札されたメダカの半分近くは、1,000円もしていないよ。
トップ10は、9月の落札のなかでどれだけ例外か
9月に落札された27,720件を、値段ごとに数えた図です。


3万円を超えたのは78件で、全体の0.3%ほどです。1万円を超えたものまで広げても487件(1.8%)しかありません。いっぽうで44%の12,183件は1,000円未満で落札されています。ランキングの上位は、メダカの値段のなかでは極端な例外だと分かります。
買う前に知っておくこと
ランキングに入った品種が気になったときに、知っておきたいことがあります。出回りはじめの品種は、値段が下がることがあります。7位のブラックマンタは、8月の初出品では130,000円でしたが、9月は102,000円と46,000円でした。
いっぽう、これからメダカを飼い始める人は、ランキングの値段は気にしなくて大丈夫です。まずはこちらの記事で、飼い方の基本を見てみてください。


まとめ
- 2026年9月の落札額1位は夏日の223,000円(1ペアとオス1匹)
- トップ10のうち5品種は、9月に初めて落札された品種だった
- 高く落札されているのは、初めて出品された品種の、卵を産める親魚
- 3万円を超える落札は全体の0.3%。44%は1,000円未満
このランキングは毎月まとめます。10月版は11月のはじめに公開する予定です。


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