メダ娘メダパパー!過背金龍ってどんなメダカ?



過背金龍ね。背中に金が乗って、鱗が1枚ずつ浮き上がって見えるメダカだよ。



そうなんだ!見てみたい!
改良メダカは種類が多く、新しい名前のメダカも増えていくので、初心者にはわかりにくいですよね。
メダカの種類や名前が気になってる方のために、このページでは、過背金龍について紹介します。
過背金龍の写真
まずは写真をご覧ください。
過背金龍の特徴
ここからは過背金龍の特徴について、解説します。



詳しく教えて!



いいよー。
見た目
過背金龍は、暗い体の背中に、金が乗るメダカです。
見どころは3つあります。
- 背中の金…暗い体色の上に、金色が背中まで広がります
- 鱗の立体感…鱗の1枚1枚が大きく育ち、ふちが浮き上がって見えます(カガミ鱗)
- 目の色…瞳のまわりに色が入り、暗い体の中で目立ちます(アースアイ)
上から見たときの迫力が、この品種の見せ場です。背中に金が乗るので、上見(うわみ)で映えます。
いっぽうで、個体差が大きい品種でもあります。金の乗り方にも、体の暗さにも幅があり、同じ過背金龍でも並べると1匹ずつ違って見えます。



アースアイってなに?



目の呼び名だよ。瞳に別の色が混ざって見えるんだ。片目だけのこともあるから、選ぶときは両目に出ているかも見てみてね。
レア度
独断と偏見でレアリティを設定しています。なんとなくの雰囲気でお楽しみください。
レアリティが高いほど希少価値が高く、値段も高くなるので子どもが喜びます。



過背金龍ってレア?



金色だからUR(ウルトラレア)かな。日本に入ってきたばかりのころは、1ペアが50万円を超えたこともあるんだよ。



いいなー、欲しい!
値段
過背金龍は値段が急に下がった品種です。1ペアの落札価格の中央値は、2026年5月が20,500円、7月は2,100円でした。


日本で出回りはじめたころは、1ペアが20万円を超えていました。いちばん高い記録は554,000円です。そこから数か月で、手が届く値段まで下がりました。
2026年8月時点の楽天市場では、1ペア5,000円ほどから見つかります。安く始めたいなら、稚魚5匹で5,400円ほどという出品もあります。
値段の変動は激しいため、最新の値段は下のリンク先でご確認ください。
固定率
2026年に日本へ入ってきたばかりの品種で、固定率についてまとまった数値はまだ見当たりません。
ただし、上で書いたとおり個体差の大きい品種です。金の乗り方や目の出方まで見て選びたいなら、若魚や成魚を選ぶことをおすすめします。卵や稚魚は安いぶん、どんな個体に育つかは育ててみないとわかりません。
名前はアジアアロワナから来ている



どうして過背金龍って名前なの?



アジアアロワナっていう大きな魚がいてね。金色が背中を越えて広がった個体のことを「過背金龍」って呼ぶんだ。
過背金龍は、もともとアジアアロワナの呼び名です。アロワナの世界では、金色が背中を越えて広がっているかどうかでグレードが分かれます。越えているものだけが「過背金龍」で、越えていないものは高背金龍や紅尾金龍と呼ばれます。
メダカの過背金龍も、見どころは背中に乗る金です。名前はその姿を思わせることから付いたと言われています。
じつは、同じアジアアロワナから名前を取ったメダカがもう1種類います。龍鱗(りゅうりん)です。こちらはアロワナの鱗の表現をメダカで出そうとして作られました。過背金龍とは別の品種ですが、大きな鱗を持つところは似ています。
そのため、通販や検索で「過背金龍」を探すときは注意が必要です。同じ名前で本物のアジアアロワナが出てくるので、メダカかどうかを写真で確かめてください。
過背金龍は中国から来たメダカ
過背金龍は、中国の作り手が生み出した品種です。日本で生まれた品種ではありません。
オランジェ・来光カガミ鱗・アースアイという3つの系統を、5代にわたって掛け合わせて作られたと言われています。暗い体色はオランジェから、鱗の立体感は来光カガミ鱗から受け継いだと見られています。
日本のオークションに出回りはじめたのは2026年です。作った本人が育てた個体が輸入され、そこから国内でも殖やされるようになりました。



外国のメダカもいるんだ!



そうだよ。改良メダカは日本で育ってきた趣味だけど、いまは海外でも作られていて、こうして日本に入ってくることもあるんだ。
過背金龍の飼い方(注意点)



飼うのって難しいの?



飼い方そのものは、ふつうのメダカと同じでいいよ。ただ、見え方が変わるから、届いてすぐに決めつけないでね。
届いてすぐの見た目で判断しない
メダカはまわりの明るさに合わせて体色が変わります(背地(はいち)反応)。容器を移した直後は、本来の色が出ていないことがあります。
過背金龍はもともと個体差の大きい品種なので、届いたばかりの見た目だけで良し悪しを決めないほうがよいです。飼っている容器に落ち着いてから、あらためて上から見てください。
上から見える置き方にする
この品種の見せ場は背中です。横から見るガラス水槽よりも、上から見下ろせる容器のほうが金の乗りが分かります。
過背金龍と似ているメダカ
過背金龍と似ているメダカについても紹介します。
購入・飼育を検討している方は参考になさってください。



過背金龍と似ているメダカはいるの?



龍鱗と金閣かな。龍鱗は鱗が似ていて、金閣は金色と目が似ているよ。
龍鱗(りゅうりん)
同じカガミ鱗を持つメダカです。名前もどちらもアジアアロワナから取っています。
違いは体の色です。龍鱗は黒い体に光の粒が乗るのに対し、過背金龍は背中に金が乗ります。


金閣(きんかく)
金色の体色と、色の入った目を持つところが共通しています。
違いは鱗とヒレです。金閣は鱗が大きくならず、かわりにヒレが長く伸びます。過背金龍は、ヒレが伸びる品種ではありません。


過背金龍の品種名
メダカにはニックネーム/ハウスネームの他に、品種名(メダカの特徴を形質の組み合わせで表した本当の名前)がありますが、このサイトでは一般的に使用されることが多いニックネーム/ハウスネームでまとめています。



名前がいっぱいあってややこしいね。



そうだね。でも、メダカはニックネームで呼ばれることが多いからあんまり気にしなくて大丈夫だよ。
過背金龍の補足情報
作出者|匠魚漁場(中国)
日本での流通開始|2026年
掛け合わせ|オランジェ×来光カガミ鱗×アースアイ


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