アポフィスとは|特徴・値段・プレアデスとの違い

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アポフィスとはのアイキャッチ画像
メダ娘

メダパパー!アポフィスってどんなメダカ?

メダパパ

あーアポフィスね。黒い体に、ツバメの尾みたいに先が分かれて伸びるヒレが付くやつだよ。

メダ娘

ツバメ!?メダカなのに!?

改良メダカは種類が多く、新しい名前のメダカも増えていくので、初心者にはわかりにくいですよね。

メダカの種類や名前が気になってる方のために、このページでは、アポフィスについて紹介します。

目次

アポフィスの写真

まずは写真をご覧ください。1枚目は、作り手の飼育場で撮影された写真です。4枚目は動画で、再生すると泳ぐ姿が見られます。

アポフィスの特徴

ここからはアポフィスの特徴について、解説します。

メダ娘

詳しく教えて!

メダパパ

いいよー。

見た目

アポフィスは、黒い体に、太く伸びるスワローのヒレが付くメダカです。

アポフィスには、アポフィスカガミ鱗のタイプもあります。まずは、タイプ名の付かないオリジナルのアポフィスがどんなメダカかを見ていきます。

説明に出てくるヒレの名前を、先に確認しておきます。

メダカのヒレの名称図。背ビレ・尾ビレ・尻ビレ・胸ビレ・腹ビレの位置を横から示している

見どころは4つあります。

  • 体の色…黒い体です
  • ヒレの形…背ビレと尻ビレが四角く張り出し(ワイドフィン)、ヒレの筋(軟条)が太く伸びて、先がいくつかに分かれます(スワロー)
  • ヒレの光…ヒレの先に光が乗ります(ヒレ光)
  • ラメ…黒い体の上に、光の粒が乗ります

ただし、スワローのヒレがどこまで伸びるか、いくつに分かれるかには個体差があります。同じアポフィスでも、1匹ずつヒレの姿が違います。

ヒレが大きく伸びるのは、おもにオスです。メスはヒレの伸びが少ないかわりに、ヒレの先の光がよく乗ります。

個体によっては、まれに銀色がかった体のものや、背中に光(体外光)が乗るものもいます。

ここから先が、タイプごとの違いです。

  • アポフィスカガミ鱗…体に大きな鱗(カガミ鱗)が乗るタイプです
メダ娘

どっちがアポフィスなの?

メダパパ

単に「アポフィス」と言うときは、このオリジナルを指すよ。名前の後ろに何も付いていなければオリジナル、カガミ鱗と付いていればそのタイプだよ。

レア度

独断と偏見でレアリティを設定しています。なんとなくの雰囲気でお楽しみください。

レアリティが高いほど希少価値が高く、値段も高くなるので子どもが喜びます。

メダ娘

アポフィスってレア?

メダパパ

そうだねー。RRR(トリプルレア)ぐらいかな。

メダ娘

そうなんだ!見てみたい!

値段

アポフィスは、大手の通販モールでは見当たりません(2026年10月時点で、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングを確認)。メダカ専門店の通販サイトでは、売り切れの出品が見つかる程度です。

オークションでは、2026年10月に1ペアあたり500〜1,700円ほどで落札されていました(6ペアまとめて3,100円、1ペアとオス1匹で2,600円など)。作り手が出しているアポフィスカガミ鱗は、1ペアあたり900〜1,700円ほどでした(3ペアで2,800〜5,100円)。

値段
安い
高い

通販に出品されたときに探せるよう、下に検索リンクを置いています。

固定率

アポフィスを売っているお店は、ワイドフィンの固定率は100%で、スワローのヒレもほぼすべての子に出ると話しています。体の色も、ほぼ黒で生まれるそうです。

固定率
低い
高い

「親メダカの特徴が子に遺伝する確率」のことを固定率と言います。

アポフィスは、黒い体に太く伸びるスワローのヒレを足して生まれた

アポフィスは、福岡県の作り手が2024年に世に出したメダカです。

作り手は、ミッドナイトフリルの漆黒タイプに、スワローのヒレを持つレーヴ(レーヴSW)を掛け合わせました。そこから、伸びるヒレの筋が太くなるように親を選んで代を重ね、いまのアポフィスの姿にしています。

アポフィスの血統図。ミッドナイトフリル漆黒に、スワローのヒレを持つレーヴSWを掛け合わせて、太く伸びるスワローのヒレが加わったアポフィス(2024年)に至る流れを、上から下へ矢印で示している

ミッドナイトフリルより前をたどると、エメキンとブラックダイヤにゆきつきます。

ミッドナイトフリルとレーヴがどんなメダカかは、それぞれこちらにまとめています。

アポフィスの飼い方(注意点)

メダ娘

飼うのって難しいの?

メダパパ

飼い方そのものは、ふつうのメダカと同じでいいよ。ただ、容器の色と、大きいヒレのことで気にしてあげたいことがあるんだ。

稚魚のうちは白い容器で育てる

アポフィスのラメは、稚魚から若魚のうちに白い容器で育てると乗りやすいと言われています。

白い容器には、水の汚れやメダカの調子が見やすいという良さもあります。小さいうちは白で育てておくと、日々の世話も楽になります。

白い容器で黒が薄くなったら、黒い容器へ

メダカはまわりの明るさに合わせて体色が変わります(背地(はいち)反応)。白い容器では色が淡くなり、黒っぽい容器では濃くなります。

アポフィスは、背地反応が起きない黒のミッドナイトフリル(漆黒タイプ)から作られたメダカですが、アポフィスにも背地反応が起きないのかについては、まとまった情報が見当たりません。白い容器で飼っていて黒が薄くなってきたら、黒い容器に移すと黒が濃くなります。

ヒレの光を見るなら、黒い容器

アポフィスの見どころであるヒレの光(ヒレ光)は、黒い容器でないと出ないと言われています。ヒレの光を見たいときは、黒い容器のほうが向いています。

ほかの品種と混ぜないほうが無難

ヒレが大きく伸びるメダカは、ふつうのメダカより泳ぐ力が劣ると言われています。同じ容器に入れると餌の取り合いで不利になり、餌が行き渡らないことがあります。

伸びたヒレは、ほかのメダカにつつかれて裂けることもあります。アポフィスの見どころはそのヒレなので、アポフィスだけ、あるいはヒレの長い品種だけで飼うほうが安心です。

容器の選び方は、こちらのページにまとめています。夏の水温対策もこちらに書いてあります。

アポフィスと似ているメダカ

アポフィスと似ているメダカについても紹介します。

購入・飼育を検討している方は参考になさってください。

メダ娘

アポフィスと似ているメダカはいるの?

メダパパ

プレアデスかな。どちらもミッドナイトフリルの漆黒タイプをもとにした、黒い体に光るヒレを持つメダカだよ。

メダ娘

何が違うの?

メダパパ

ヒレの伸び方が違うよ。プレアデスはヒレが形を保ったまま大きく伸びるけど、アポフィスはヒレの筋が太く伸びて、先がいくつかに分かれるんだ。

プレアデスについてはこちらにまとめてますので、よろしければご覧ください。

メダ娘

他にもいる?

メダパパ

曜変天目もそうだよ。ミッドナイトフリルの漆黒タイプから生まれた、黒い体に光るヒレのメダカなんだ。違いはヒレの形で、曜変天目は背ビレと尻ビレが伸びて、先が細かく分かれたフリル状になるよ。アポフィスはヒレの筋が太く伸びて、先がいくつかに分かれるんだ。

曜変天目についてはこちらにまとめてますので、よろしければご覧ください。

アポフィスの品種名

N/A

メダカにはニックネーム/ハウスネームの他に、品種名(メダカの特徴を形質の組み合わせで表した本当の名前)がありますが、このサイトでは一般的に使用されることが多いニックネーム/ハウスネームでまとめています。

メダ娘

名前がいっぱいあってややこしいね。

メダパパ

そうだね。でも、メダカはニックネームで呼ばれることが多いからあんまり気にしなくて大丈夫だよ。

アポフィスの補足情報

作出者|Azumaめだか(福岡県)

発表年|2024年

掛け合わせ|ミッドナイトフリル(漆黒タイプ)×レーヴSW

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