メダカの飼い方 – 超初心者向けに最低限必要なものだけを解説

最近はお祭りなどでメダカすくいを目にする機会が増えましたね。

子どもにおねだりされてメダカすくいをやらせてあげたものの、いったいどうやって飼えばいいのかわからないとお悩みの超初心者の方向けに、メダカを飼うために必要なものを解説します。

上手に飼うために必要なもの・ことはいろいろとありますが、今回は、繁殖させようとか、きれいな個体に仕上げようとかは一旦置いといて、メダカが生きる上で最低限必要なものに絞ってお伝えします。

【結論】必要なものはケース・水・餌の3つだけ

• ケース（容器）
• 水
• 餌

メダカを飼ううえで最低限必要なものはこれら3つだけです。

それぞれの注意点は後述しますが、その前に知っておいてほしいことがあります。

【大事】メダカを飼ううえで知っておくべきこと

生き物なので、大切に育ててください。というのは大前提で、どうしても飼えなくなっても川に逃がしてはいけない、ということを覚えておいてください。

メダカすくいやペットショップで見かけるメダカは改良メダカと言います。

改良メダカとは、野生のメダカを人工的に改良したメダカのことで、自然には存在しません。

生態系を壊す可能性があるので、自然に放つのはNGです。

【詳細】メダカを飼ううえで必要なもの

本題に戻ります。最低限必要なケース・水・餌それぞれについて詳しく説明します。

ケース（容器）

持って帰ってきたメダカはケースに移してあげてください。

ケースは何でも大丈夫ですが、スペースの許す限り大きなサイズのケースを使った方がトラブルが起きにくいです。

目安は水1リットルにつき1匹が上限と言われています。

100均にも数リットル入るケースが売っているので、お試しとしてはありだと思います。

ただ、ものによっては耐久性が低くコスパが悪くなる可能性があるので、定番のNVボックス#13をおすすめします。

私（ブログ著者）はNVボックス#13をメインに、NVボックス#22（#13よりも大きいサイズ）、60リットルのタライを生体用に、100均のケースを卵や稚魚用に使っています。

夏場はメダカが耐えられないくらい水が高温になることがあります。
30℃を超えるような場合はケースの大きさや設置場所を調整してあげてください。

水

水は、カルキを抜いた水道水を使います。カルキは殺菌効果があり、生体の飼育に向いていません。

紫外線を当てるとカルキが抜けるため、日光のよく当たる場所に水の入ったケースをしばらく置き、飼育用の水をつくってからご使用ください。

少量の水であれば、晴天時は数時間、曇りの場合は2日程度放置すると安心のようです。

スムーズに水替えをするためには、カルキを抜いた水を作り置きしておくのがいいですが、時間や場所がないという方は市販のカルキ抜きを使うのが手っ取り早いです。

私（ブログ著者）は基本的にはカルキ抜きは使わないで水つくりをしてますが、週末にまとめて水替え作業をするときなどは水つくりが間に合わないため、カルキ抜きを使用しています。

お近くに農業用水があればそのまま使えるので楽ですね。

餌

メダカには定期的に餌を与えてあげてください。

数日餌を与えないぐらいで弱ったりはしませんが、基本は1日に1回、暖かい時期は1日に2回～3回与えるのがいいでしょう。

餌は、大きく分けると生餌と人工餌に分かれていて、初心者におすすめなのは管理が簡単な人口餌です。

それぞれたくさんの種類があり、原料や以下のような含有成分の比率が違いますが、このあたりは上級者向けなので最初はあまり気にしなくても大丈夫です。

変な成分が入っているわけではないので100均の餌でも問題なく使用できます。

私（ブログ著者）は針子（生まれたての赤ちゃんメダカ）、稚魚、幼魚～成魚と3種類の餌を使い分けていて、成魚用には以下の餌を使用しています。

まとめ

今回はメダカが生きる上で最低限必要なものをご紹介しました。

元気よく育てるのはそれほど難しくないので、かわいがってあげてくださいね。