メダ娘メダパパー!メダカが5匹で551,000円って本当?



本当だよ。10月のヤフオクで、それがいちばん高い落札だった。でも、メダカの値段としてはごく一部の例外なんだ。



どんなメダカが、そんな値段になるの?
この記事は、2026年10月にヤフオクで落札された改良メダカ 24,235件を当サイトが集計したものです。落札額のトップ10を10位から順に紹介し、なぜそこまで高くなるのかをまとめました。
品種の名前は、出品に書かれていたものをそのまま載せています。お店ごとの系統名が含まれることがあります。
2026年10月 落札額ランキング トップ10
10位から順に見ていきます。同じ品種は1回だけ数え、その品種でいちばん高かった落札を載せています。
トップ10のうち8品種は、2026年11月1日の時点で楽天市場に1件も出品がありませんでした。あとから出品されたときに探せるよう、各順位に通販の検索リンクを置いています。
10位 ルルペガサス
落札額 45,500円。入札33件。親の1ペアに、ヘテロの1ペアが付いた出品でした。ヘテロは、その品種の特徴が見た目には出ていないものの、遺伝子は受け継いでいる個体のことです。
ルルペガサスの10月の落札は、この1件だけです。9月末に同じ出品者から初めて出品されたときは、同じ組み合わせで28,000円でした。


9位 蒼鱗黝式
落札額 51,000円。入札41件。1ペアにオス1匹が付いた、3匹の出品でした。3匹とも両目がアースアイと書かれています。8月に1位だった品種です。
蒼鱗黝式は、10月に150件を超える落札があり、出品者も10人を超えます。


蒼鱗黝式の特徴や値段は、品種の記事にまとめています。


8位 エルサ アースアイ
落札額 52,000円。入札65件。1ペアの出品でした。白い体にドレスの裾のようなヒレが広がるエルサに、目の形質(アースアイ)が入ったものです。
エルサは、アースアイのものも含めて、10月に100件を超える落札があり、出品者も30人を超えます。


エルサそのものの特徴や値段は、品種の記事にまとめています。


7位 白滅 アースアイ
落札額 57,000円。入札41件。初出品の1ペアでした。出品者のオリジナル品種で、白滅にアースアイを入れてから4代目(F4)の個体と書かれています。
白滅の名前での10月の落札は、この1件だけです。


6位 満江紅
落札額 69,000円。入札75件。1ペアの出品でした。深い赤の体に、赤く長いヒレを持つ品種です。9月に1位だった夏日は、この満江紅をもとに作られました。
満江紅の10月の落札は2件で、どちらも同じ出品者でした。


5位 曜変天目
落札額 86,000円。入札58件。生まれて2か月半、体長2.5cmほどの、もう卵を産んでいる若魚の1ペアでした。フサヒレ(ヒレの筋が途中で枝分かれしてフサフサになる形質)が厚い、と書かれた出品です。
曜変天目は、10月に150件を超える落札があり、出品者も30人を超えます。


曜変天目の特徴や値段は、品種の記事にまとめています。


4位 ブラックマンタ
落札額 106,000円。入札79件。出品者が親にするために残していた1ペアでした。8月に3位、9月に7位に入った品種で、3か月続けてのランクインです。
ブラックマンタの10月の落札は、この1件だけです。


3位 曙光
落札額 117,000円。入札61件。オス1匹とメス2匹の出品でした。9月に6位だった品種です。
曙光の10月の落札は、この1件だけです。


2位 金冠極龍
落札額 155,000円。入札88件。2ペアの出品でした。9月にも4位に入った品種で、そのときと同じ155,000円でした。
金冠極龍は、10月にこの出品を含めて6件が落札され、出品者は2人でした。


1位 金銭豹
落札額 551,000円。入札283件。オス2匹とメス3匹の、ヤフオク初出品でした。過背金龍と青龍を掛け合わせて生まれた、カガミ鱗の鱗のあいだにヒョウ柄のような網目模様が浮かぶ品種です。
金銭豹の10月の落札は、この1件だけです。





1位は金銭豹!ガチャガチャが1,836回もまわせる!?



入札283件は、2位の金冠極龍の88件の3倍以上だよ。初めて出てきた品種に、それだけ人が集まったんだ。
1位の金銭豹と7位の白滅 アースアイは、当サイトが記録を始めた2026年2月から9月までに、1件も落札がなかった品種です。2位の金冠極龍、3位の曙光、10位のルルペガサスも、9月に初めて落札された品種でした。10月は、出てきたばかりの品種が、上位の半分を占めていました。
なぜここまで高いのか
トップ10の出品を見ると、目立つ特徴が2つあります。
- 初めての出品…10のうち5つが、9月か10月に初めて落札された品種でした。まだほとんど誰も持っていないメダカです
- 卵を産める親魚…10のうち10すべてが、1ペアから5匹までの少数の親魚でした。5位の曜変天目は生まれて2か月半の若魚ですが、卵を産んでいる個体と書かれています。卵や稚魚の出品は1つも入っていません
つまり、高く落札されているのは「飼って楽しむ1匹」ではなく、その品種を自分のところで増やすための親です。まだ出回っていない品種ほど、親を手に入れれば、生まれた子を自分だけが売れます。1位の金銭豹に入札が集まったのは、そういう競り合いです。



じゃあ、飼って楽しむだけなら、551,000円もしないってこと?



そう。10月に落札されたメダカの4割は、1,000円もしていないよ。
親魚として買われたメダカは、そのあと卵を採られます。産卵床の使い方は、こちらの記事にまとめています。


トップ10は、10月の落札のなかでどれだけ例外か
10月に落札された24,235件を、値段ごとに数えた図です。


3万円を超えたのは37件で、全体の0.2%ほどです。1万円を超えたものまで広げても453件(1.9%)しかありません。いっぽうで42%の10,146件は1,000円未満で落札されています。ランキングの上位は、メダカの値段のなかでは極端な例外だと分かります。
買う前に知っておくこと
ランキングに入った品種が気になったときに、知っておきたいことがあります。出回りはじめの品種は、値段が下がることがあります。3位の曙光は、9月の初出品では136,000円でしたが、10月は同じオス1匹とメス2匹で117,000円でした。9位の蒼鱗黝式は、いちばん高い落札が8月は259,000円、9月は83,000円、10月は51,000円でした。
いっぽう、これからメダカを飼い始める人は、ランキングの値段は気にしなくて大丈夫です。まずはこちらの記事で、飼い方の基本を見てみてください。


まとめ
- 2026年10月の落札額1位は金銭豹の551,000円(オス2匹とメス3匹)
- トップ10のうち5品種は、9月か10月に初めて落札された品種だった
- 高く落札されているのは、出てきたばかりの品種の、卵を産める親魚
- 3万円を超える落札は全体の0.2%。42%は1,000円未満
このランキングは毎月まとめます。11月版は12月のはじめに公開する予定です。


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